珈琲イメージ

珈琲とお通じの関連性について考えてみる

珈琲が便秘に効くのかどうか、これについてはたくさんの意見がネット上などでも見られます。
どうやらどちら側の意見もそれぞれ筋が通っており、一概には言い切れないところが現状のようですが、私個人の経験と感想で言うならば、毎日のお通じには欠かせないものであることには間違いありません。
まず朝起きて一杯の珈琲を飲むのが長年の習慣になっています。
多くの意見には反して、私は今でもその効果があると感じていますし、逆に無いと便秘気味になるのではないかという意識が働きます。
便秘に効くという意見の方のほとんどは、カフェインの効果などで胃腸の働きが活発になるという理由ですが、その分慣れてしまうことによって効果が薄れるのであまり習慣性のある人には効果が薄いという言い分です。
私はその意見には多少違和感を感じてしまいます。
おそらくカフェインの効果という視点から考えた理論としては間違っていませんが、経験則には基づいていないコメントが多いことを見ると、あくまで机上の計算に過ぎないと判断してしまうのです。
少なくとも私はもう20年以上この習慣で飲み続けていますが、ほとんど便秘になったことはありません。
もちろん生活習慣自体がそういう体質に合っているのかもしれませんので、珈琲だけの効果とも言い切れません。
効くと言い切れないまでも、飲んだ事によって便秘になったという事実は取り敢えず否定できます。
おそらくどちらの説を信用するかによって、多少そこから生まれる偏見や先入観も頭の中で働く可能性はあるかもしれません。
もしそうなのであれば、私の場合はお通じが良くなるというイメージで飲み始めた可能性も無くはありません。
私の周りの知人達に聞くと、何となくお腹を壊すようなイメージがあるだとか、消化を助けるイメージがあるのでお腹一杯食事をした後は必ず珈琲を飲むようにしているだとか、良くも悪くも便秘に繋がるようなイメージでは無いようです。
私はお腹の調子が悪い時でも平気で飲んでしまえるタイプですし、それが悪いほうに出た記憶はほとんど思い出す事ができません。
後者の消化を助けるイメージというのはとても共感できる意見だと感じました。
海外出張で普段よりも多く食事をした後など、エスプレッソなどの濃いめのものを1〜2杯飲むようにしていますが、やはりその後胃腸がすっきりとする感覚が感じられます。
良いイメージがある方には、珈琲が人一倍好きである可能性も無くはありません。
逆にお腹の調子が悪くなる感じがすると答える方には、もともと好き好んでは飲まないタイプも多いのではないかということが想像できます。
例えば最近でもまだ偏見が残っているようですが、飲むと眠れなくなるので寝る前は飲まないようにしていると言ったことが聞かれます。
これも飲む方の意識の問題であり、私はかなり前から否定していますが、あまり好きではない友人に言わせるとそれを信用しません。
胃腸の働きが良くなるというのは確かですし、利尿作用があるというのもおそらく経験上では間違いは無いです。
この利尿作用というのは個人的には欠点のひとつ、一日何杯も飲んでしまう私は頻繁にトイレに行くことになります。
夜寝る前にあまり飲まないのは、夜中にあまりトイレに行きたくないからであり、眠れなくなるからという理由ではありません。

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