珈琲イメージ

ブルーマウンテン珈琲の虜になった

私はもともと珈琲を飲む習慣がなかったのですが、ジャマイカ旅行の際に珈琲の魅力に取りつかれてからは、一日に数回珈琲を飲む習慣がつきました。
3年前に、ブルーマウンテン珈琲の本場ジャマイカに訪れ、農園の見学をしました。
首都のキングストンから車で1時間ほど、山道をずんずん登っていき農園を見下ろすホテルに宿泊しました。
そこで出される朝食に、いつもいれたてのブルーマウンテン珈琲がついてきました。
朝もやのかかるブルーマウンテンの澄んだ空気の中飲むあの味わいは、一生忘れることができません。
農園に行って、収穫作業などを見学し、生成工程なども見せてもらいました。
現地の人が背中に籠を背負い、一粒一粒丁寧に積んでいきます。
丹精を込めて作られた結晶が、また更に厳選され、最良の実だけを取り出した素晴らしい梱包され、世界中へと売られてゆくのです。
その出発点は、こんなに素晴らしい場所なのですね。
あんなに小さな可愛い実が、こんなにおいしい飲み物になるんだという事を、その匂いと手触りと共に実感することができ、それ以来私は毎朝目覚めの珈琲を飲むようになりました。
ジャマイカでは、砂糖でもミルクでもなく、コンデンスミルクを入れるのが一般的な飲み方なのだそうで、私もそれに倣い、日本でもブルーマウンテンはコンデンスミルクを入れて飲んでいます。
やはり、その土地で飲まれている方法が、一番味を引き立てるの味方なのではないかなと思います。
飲んでいると、心からリラックスでき、まるで心だけジャマイカの農園に飛んでいくような、リッチな気分にさせてくれます。
私はジャマイカに訪れるまで、家で珈琲を飲むときはインスタント専門でした。
別に、それでも普通においしいと思っていました。
けれど、豆から入れたものは味も風味も全く違うのですね。
苦みが少なくなり、まろやかな口当たりです。
こんなにも違うものだとは、本物を飲んでみるまでわかりませんでした。
ブルーマウンテンは酸味がきついと言われているようですが、私はそのように感じたことはありません。
インスタントの物は、多少酸味を感じますが、豆から挽いていれた物はとてもまろやかで、コクのある味だと思います。
日本に戻ってからは、わざわざ喫茶店に行って飲まなくても良いようにコーヒーメーカーを購入し、ジャマイカでたくさん買てきた豆を挽いて飲むようになりました。
インスタントはお湯を入れて混ぜるだけで、あっという間にできてしまいますが、コーヒーメーカーはしばらく待たなければなりません。
そして、香しい匂いを嗅ぎながら出来上がりを待つ時間も、リラックスできる憩いの時間となります。
家じゅうにアロマが広まり、朝の目覚めを助けてくれます。
私は朝のうちにたくさん作っておき、それを一日がかりで飲みます。
コーヒーメーカーはずっと暖かく保ってくれるので、思い立ったときに飲むことができて便利です。
ブルーマウンテンの他にも、別の種類を飲んだりもしますが、やはり私はブルーマウンテンが一番好きです。
初恋の人が一生わすれられないように、初めての味は一生忘れられないのかもしれません。
またいつか、あの農園を見るためにジャマイカへ訪れてみたいと思います。

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